こんにちは。
留守番兼そうじ担当の女性スタッフです^^
今日は晴天の良い天気だった様ですが、家の中はまだ少し寒く感じます。
今日は古美術品の管理の事をちょっと。。
例年、梅雨時期はとっても掛軸や屏風、額などの湿気が気になります。
梅雨ではなくても、暖房やクーラーなどを付けたり消したりと、日中と夜間の温度差によっても湿度は変化します。
古美術品は経年のシミはありますが、置き場によっては最悪またシミが増える事もあり得ます。
新品の商品ではそうなると定価では売れませんので、値下げ或いは格安にしないと売れません。
それならまだ良く最悪不良在庫となり倉庫を圧迫し続ける訳です。
天神様の掛軸は新品の物を贈られますので、ある時その凛々しいお顔に小さなシミが出てしまい、それが最もな例です。
一般家庭では戸袋や押し入れに仕舞われて居られるかと思います。
晴天が続き乾燥している日には戸を開け、箱から出しておくと良いですね。
循環していない空気は湿気が篭りますから、、と言ってる本人も今再認識しております。
中々思っていても実行するとなると。。
その点陶磁器や銅器などの商品は管理は楽です。
追記
只今絶賛新品掛軸大量在庫につき頭が痛いです。
掛軸は時代の移り変わりとともに人気が無くなりました。
先ず床の間を設ける家が減りました。
格式の高い日本料理屋さんか旅館で眺める分にはとても癒されるものなのでしょうけど
自宅でとなるととてもハードルが高いですよね。
とても簡素で美しい和室に掛軸や花などは現代人には合わなくなってきたのでしょうか。
当店はお料理屋さんのオーナー様からたまに注文を頂きます。
それに関してはまたの機会に。。^^