またまた非常に人気の紅星牌の紙が入荷いたしました!!
今ではなかなか手に入らない人気の紙になります、数が限られているのでお早めにいかがでしょうか?
原料作り
「宣紙(産地の宣州市…旧宣城から命名)」は中国の良質紙の代名詞になっており、 安徽の至る所で生産されていますが、名前だけの宣紙も多いのも事実です 。宣紙の原料は藁(龍須草)・青檀の樹皮などで、主原料は藁です。 穂先と根を切り、まず石灰水に3ヵ月漬けます。その後更に10ヵ月じっくり寝かせて青草になります。 この青草の段階で1回目の乾燥(天日干し)をします。 この青草を蒸すと料草という原料になります。また、この料草の段階で2回目の天日干しをします。 写真のように山の斜面一面に干します。「日照が良い」「適度な通風」「75度くらいの傾斜」が必要です。 この好条件を備え、伝統的な工程を守っている唯一の工場がこの紅星牌宣紙工場なのです。
紙漉き
紅星牌の工場は二つの川が合流している場所に位置しています。 二つの川はそれぞれアルカリ性・酸性の水が流れ、前者は原料の調合に利用、後者は紙漉きに利用しています。 写真のように二人一組で漉きます。漉き上がった紙は75℃の鉄板上で乾燥させます。 また、破れ、穴開きがないか入念にチェックされ、その後裁断します。最後に紅星牌の印を押して梱包し出荷されます。 原料作りから出荷まですべて手作業で行われます。一反一反が工場にお勤めの一人一人の汗の結晶…。どうぞ思いを馳せながら、あなたの筆を宣紙にすべらせて下さい。